娘が1歳4ヶ月になった頃、まだ指差しを見たことがないということに気づき、指さしをするきっかけになるような絵本を探しました。
絵本を購入して、わずか2、3日で指差しができるようになりました。
今回は指差しの練習に使った絵本を3冊ご紹介します。
1冊目:こどもずかん
1冊目の絵本は『こどもずかん』です。
0さい〜4さい こどもずかん
絵/よしだじゅんこ
英語監修/デイブ・テルキ
発行所/株式会社 学研プラス
発行日 2003年11月7日
かわいいイラストの動物や果物、野菜などが描かれています。
『こどもずかん』を読む時は、「ゾウはこれだね」「ちょうちょうはこれだね」というように、ひとつひとつ指差しながら読みます。
何度か繰り返しているうちに、娘も積極的にイラストを指差すようになりました。
一週間ほどして慣れてくると、「ゾウさんはどれ?」と聞くとゾウを指差せるようになりました。
乗り物や虫については興味がないようで、あまり指差しをしません。
関心がある動物やくだものについては、だんだんと名前を覚えてきました。
イラストがデフォルメされていて、ちょっと可愛いすぎるところが気になる人もいるかもしれません。
同じ図鑑でも写真のものや、写実的なイラストのものもあります。
家には学研の写真の図鑑もありますが、娘が気に入って繰り返し読むのは『こどもずかん』の方です。
子供の好みにもよりますが、写真よりも可愛いイラストの方が気に入る場合もあるようです。
- 子どもがまだ指差しをしたことがない人
- かわいいイラストが好きな人
- はじめての図鑑を探している人
2冊目:きんぎょがにげた
2冊目の絵本は『きんぎょがにげた』です。
きんぎょがにげた
五味太郎 作
発行所/株式会社 福音館書店
発行日 1982年8月31日
こちらは指差しを促す絵本としては有名かもしれません。
色鮮やかなイラストの中にある、赤い金魚を探す絵本になっています。
この絵本は1歳なった頃から持っており、何度か読み聞かせしていましたが、なかなか指さしをしてくれることはありませんでした。
しかし、1冊目の『こどもずかん』で指差しができるようになってからは、金魚を探して指差しできるようになりました。
もしかしたら、『きんぎょがにげた』を読む時に私が積極的に金魚を指差していなかったので、指差しが始まらなかったのかもしれません。
- すでに子どもが指差しをする人
- 子どもが「きんぎょ」や「おさかな」を理解していそうな人
3冊目:ミッフィーのたべものなあに
3冊目は『ミッフィーのたべものなあに』です。
ミッフィーの たべもの なあに
絵/ディック=ブルーナ
編/講談社
装丁・デザイン/山根カホリ
発行所/講談社
発行日 2014年9月30日
こちらの絵本は1ページに1つのイラストが書いてあり、絵本を見開いた時は2つのイラストが並ぶようになっています。
なので、「バナナはどっち?」というように、2つの中から1つを選ぶ遊びができます。
1つ目であげた図鑑の絵本でも同じことができるのですが、1ページのイラスト量が多く、選択肢がたくさんあるので、子どもが悩んでしまいます。
このミッフィーの絵本は他にも、『ミッフィーのどうぶつなあに』『ミッフィーののりものなあに』などのシリーズがあります。
大きく、はっきりした線のイラストで、とても見やすいです。
私は図書館で『ミッフィーのたべものなあに』を借りて、とても気に入り、3冊全て購入しました。
- 子どもにものの名前を教えていきたい人
- 子どもがものの名前を覚え始めてきた人
さいごに
子どもが指差しをしないと気づいた時は、なぜか急に焦ってしまい、高額な教材や通信教育を始めようか悩んだ瞬間もありました。
しかし、やっぱりいちばん手に出しやすいのは絵本でした。
絵本なら図書館で借りて、子どもに合うかどうか試すこともできます。
中古のものが見つかれば、安価で購入することもできます。
私の場合は本の読み方を変えて、指差ししながら読むと娘もマネをするようになりました。
つい、新しい教材などに頼れば解決すると考えてしまうこともありますが、手元にあるものや簡単に入手できるもので、なんとかなることもあります。
ぜひ、同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。