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金魚がいなくなった古民家の池、ついに池じまいの決断へ

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我が家には小さな池があります。子供の頃には、大きな鯉が何匹か泳いでいました。
年に一度水を変える時は大騒ぎで水を替えていた記憶があります。

いつ頃からか、鯉もいなくなり、私達が子供を連れて帰ってきた頃からはお祭りの金魚を入れる池になってしまいました。
池の環境が良いのか、父のやる餌が良いのか、ぐんぐんと育ち、池の中がまた賑やかになってきました。
池にはアメンボもいて、夏になるといろいろなとんぼが来て飛び交っているという池でした。

しかし、しばらくすると、魚がいなくなる事件が発生しました。

「鷺(さぎ)」です。

池の真ん中に立っているのを見た時はびっくりしました。
それからは池の上に網をかけて、また少しずつ金魚を育てていきました。
父が亡くなってからは母が餌をやっていました。

そんなある日、1匹の大きな金魚が死んでいたのです。
当初、私も主人も餌のやり過ぎなのでは?と思っていたのですが、しかし毎日1匹1匹と死んでいく金魚見ているとさすがにおかしいと思い始めました。
そして頭をかじられた金魚を見た時、池の端の網が破れ、外にあったものが中に入ってることに気がついたのです。

何かいる⁉️最初は監視カメラをつけると主人は言っていましたが、つけても捕まえられないので、網をしっかり貼り付けることにしました。
それでも次の日見ると、網がめくられていたりして金魚が次第に減っているようでした。
母も餌をあげに行くのですが、金魚の姿が見えないので、「もういないようだから枯れ池にしようか」と言っていました。

しかしどうしたらいいのか?誰に言ったらいいのか?分からず悩んでいました。
たまたまいつも毎年庭木を切りに来てくれるシルバー人材センターの人に母が聞いたら、「何とかしてみましょう」と言われました。

いつもの庭木を切ってもらい、とりあえず池の中をさらってみることに…私は仕事で見ていませんでしたが、小さいのが6匹ほど残っていたようでした。
また家に戻すと食べられるだろうからと悩んだ末、母の知り合いで大きな水槽を持っておられる人に引き取ってもらいました。
母は「少し寂しいけど食べられるとかわいそうだから」と言っていました。

水を抜く前の池

水を抜いた後の池

今、池は雨水が少し溜まってますが本当に空っぽになってしまいました。
何もない池を見るのは寂しいですが仕方ありません。
後は石を入れるだけです。
この家も私たちの後は誰も住むことがないので良い機会だったと思っています。
しかし、池を狙ってた獣は何だったのか未だに謎です。
これを機に獣が家から離れてくれるといいなと思っております。