以前、結婚式の為に留袖を送った話しをしましたが、今日はそれから後の話しをしたいと思います。
3日間かけてホテルから帰って来た着物は、急いでたたんだ事もあって少しよれていました…反省です。
また、帯の結んだ事によりできたシワが胴回りに少し残っていました。
以前より一度洗った方がいいと言われていたので、呉服屋さんに着物を持っていき見てもらう事にしました。
胴回りのシワは汗を吸収した事によるシワでやはり一度洗った方がいいのでは?と勧められました。
「只今、キャンペーン中で一着3,000円で出来ますよ」とのこと、別の日に来るように言われました。
またその日はNHKの大河ドラマ「軍士官黒田官兵衛」の衣装を監修された悉皆職人の不破功博先生が来られ、着物の診断をされるとのこと…。
黒田官兵衛見た事はありませんがミーハーな母と私はそれではと言う事で、さっそく予約して帰りました。
さて、当日サービスで2枚目が0円とのことでしたので母の一番のお気に入りの水色の着物を持って行きました。
留袖は一見綺麗に見えたのですが、いざ見てもらうと襟あたりの汚れや小さなシミが結構ありました。
着物の丸洗いはみんな一緒に大きな洗濯機で洗うようなものなので、総刺繍のためそれで洗うと刺繍がダメになるとのこと、手洗いのほうがいいと言われました。
値段は23,100円とのことでしたが、刺繍がダメになるとになると着れなくなるので手洗いをお願いしました。
母のお気に入りの着物は意外にも薄く小さなシミが多く、しみ抜きだけでも80,000円位かかると言われました。
古いシミなので、これを落とすにはかなり生地が痛むとのこと。
染めをしたらと勧められましたが、母はこの着物の色が好きなのでと断固拒否をしたので、とりあえずそのまま洗ってもらうことにしました。
クリーニングの仕上がりは年明けとの事でした。
着物は買うときは高いですが、その後の着付け代やクリーニング代など高く管理にも気を使うので結構大変です。
着物を着るのは大好きなのでどうにかならないものかと思ってます。
他にも古い男物の羽織など色々と先生に見てもらったのですが、色々と細かく着物について説明をしていただきとても良い勉強になりました。とても優しい先生でした。
着物のシミについてはたとうしが古いと余計シミができやすいので、たとうしをやり変えるように言われました。早速買ったので変えていきたいと思います。
ちなみに、今のレンタルの留袖や帯は私が持ってる昔のものよりもずっと薄って軽いです。販売されている留袖も同様です。
もし結婚式で留袖を着なくてはならないけど苦手と言う人はレンタルお勧めします。絶対に楽です。
今回は帯を買いましたが、帯も昔のより軽くて柔らかかったのでとても楽でした。
着物は時代より変化して今の形になってます。
今からもっと変化して、もっと着やすくリーズナブルに着る事ができればいいなと思ってます。