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遺品整理の課題:水銀血圧計と体温計の処分方法

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前回父のものを処分をしている事を書きましたが…
今度は家庭用水銀血圧計と水銀体温計が出てきました。
聴診器と血圧計が出たときにはびっくり!

なぜ?
ちゃんと測っていたのか?
悩んでしまいます。

血圧計と体温計はかなり以前のものでマンシェットもシミだらけ、中身もボロボロでした。
しかし、中身には水銀。
このままゴミ袋に入れては出せません。

水銀は放置しておくと気化する性質があり、吸い込むことで精神や運動機能の低下、短期記憶障害、震えといった神経系の毒性が発現することがあります。
今回は破損はありませんでしたが、水銀体温計などを割ってしまったらそのままにしないことが大切です。

割れたときに漏出した水銀が床の隙間などに入り込むとゆっくり気化して、室内に充満してしまいます。
吸入が最も危険なので、破損して水銀が漏れた場合には硬い紙などで直接触れないようにして集めてポリ袋などに密閉して捨てることが大事です。
その際、室内は換気を行いガラスの破片等はできれば掃除機を使わずに粘着テープ等で可能な限り取ることが大事です。

水銀血圧計の処分についてよくわからなかったので、自分が勤めている病院の業者さんに聞くと「取り扱う会社はあるけど頼むと結構お値段かかりますよ」と言われました。
なので、市の生活環境課に問い合わせることにしました。
結果、体温計とともに保健センターの方で無料で回収してくれることになり一安心。
とりあえず一件落着です。

ゴミ出しって簡単なようでなかなか難しいですよね。
途中で心が折れそうになることもありますが、また1つずつ片付けていきたいと思います。
次は何が出てくるのか、楽しみながらやっていきたいと思います。